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Iron butterfly : order.03 between the sheets


雨に濡れた洋服みたいに 汗に濡れたシーツみたいに
重たい体を引きずって


 場末のバー、アイアン・バタフライから程近い場所に、さびれたモーテルがあった。街の明かりから逃げるように建つそのモーテルの角部屋から夜空を眺める女が一人いた。

 女は全裸で、男にまたがって腰を振りながら三日月を見つめていた。

「ああ、いいぜ……やっぱりおまえは最高だよ、ミランダ」

 ところどころ裏返る声で男が言う。ベッドを軋ませるのを返事にして、ミランダは動き続けた。窓ガラスの隙間から入り込む風は冷たく、隣の部屋からは同業者の嬌声が盛れ聞こえる。とろりとした空気の漂うその部屋に、月光以外の光は見当たらなかった。

 ミランダの顎先から流れ落ちた汗の粒が、男の胸板で弾ける。やがて、男は果てた。ミランダは壁に掛けてある粗末な時計で時間を確かめ、男から降り、ベッドから降りた。

「なあ……」

 すかさず男はミランダの手を握り、腕の内側に指を這わせた。指先はじんわりと湿っている。ミランダはそれをやんわりと振り払い、掌を上にして男に差し出した。

「これ以上は、別料金」

 そう言うと男は舌打ちし、ベッドに転がった。ミランダは手を下げずに男を見続ける。

「……何だよ」
「契約分がまだよ」

 男はもう一度舌打ちを響かせると雑な動作で起き上がり、脱ぎ捨てられていたズボンの尻ポケットから紙幣を取り出してベッドにばらまいた。ミランダは黙って報酬を拾い集め、男はそれを見ながらくたびれた服を着込んだ。そしてベッドにひざまずくミランダを後ろから抱きすくめ、その首筋に唇を押し当てて囁いた。

「また頼むぜ、ビッチ」

 そう言い残し、男はドアを大きく鳴らして部屋を出ていった。ミランダは紙幣を握り締め、空いた手をドアの方に向けて中指を立てた。

 窓から夜空を見上げると、月は雲に覆い隠されていた。隣からは相変わらず女の甲高い声が騒がしいくらいに聞こえるし、加えて男が女を叱責する声まで聞こえてくる。

 まったく、やれやれだ。こんな日はあの店で飲むに限る――ミランダはそう思い、床から下着を拾い上げた。

  ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 微かに耳に届いた雨音に、カウンターの中にいたスタンリーは顔を上げた。夕闇で黒く染まった窓に雨粒がぶつかっている。雨に気付いた客にスタンリーは声を掛けた。

「雨宿りするつもりの奴は、何か注文しろよ」

 すでに出来上がりつつある客たちは大声で返事をした。

「――ああもう、間に合わなかった」

 ドアベルの音と重なったその声に、店内中の客が視線を寄越した。冷やかすような口笛に笑みを返しながら、女はカウンターのスツールに滑り込んだ。

「災難だったな、ミランダ」
「まったくだわ。仕事帰りに降られるなんてついてない」

 応えながらしっとりと濡れた長い髪を手櫛で整え、ミランダは足を組んだ。男たちの好色な視線をものともしない挑発的な仕種だった。

「で、何にするんだ?」
「ジン・トニック。ライムをしぼって」

 声に合わせて、緩いカールのかかった毛先が跳ねる。注文を待つ間、ミランダは店内をざっと見回した。男たちは目が合うことを期待してか彼女を見つめたが、それは徒労に終った。

「あなたがルイーゼ?」

 空いたテーブル席の食器を片付けてカウンターに戻ったルーに、ミランダは声を掛けた。ルーは自分が呼ばれていることに気付くまでの数瞬の間、きょとんとしていた。

「他の客から聞いたのよ、新人さん」

 垢抜けない態度に微笑みつつ、ミランダは足を組み替えた。

「あたしはミランダ。ここの常連よ。よろしくお願いするわ、ルー」

 からかうような目を向けるミランダの前に、グラスが置かれる。中では透き通った泡が弾け踊っていた。

「お待ちどお」
「別にいじめやしないから、そんな怖い顔しないでよ、スタンリー」

 グラスを取るミランダの手元で、ブレスレットの鳴る音が軽やかに響く。

「それより、もう少しくらい小綺麗な格好をしようとは思わないの? 年頃の女の子を雇ってるってわかってる?」
「うるさい」

 くすくすと声を立てて笑い、ミランダがグラスを傾けた。満足げに息を吐き、再びルーに目を向ける。スタンリーは諦めて仕事に戻った。

「あなた、いくつ?」
「……十八です」
「十八?」

 半ば吹き出して訊き返され、ルーは口をつぐんだ。カウンター内でうつむくルーに向けて、ミランダは人差し指を立てた。一口分喉を潤し、言う。

「一つ、いいことを教えてあげるわ。嘘を吐く時はね、忘れないでいられるかと、吐き通せるかを考えるの。それができない嘘は吐かない方が賢明よ、お嬢ちゃん」

 そしてカウンターに肘をつき、いたずらっぽく笑った。

「もう一度訊くわ。いくつ?」

 つられるようにルーも顔を綻ばせ、小声で答える。

「十六です」

 ミランダは気が済んだように頷き、さっさとグラスを空にした。

「素直でいい子じゃない」

 スタンリーはそれには応えずに空のグラスを取り上げると、引き換えに華奢なカクテルグラスを置いた。深紅のカクテルに、ミランダがわずかに目を見張る。

「何よ、奢ってくれるの?」
「――向こうのお客さんからですよ」

 その声に振り向くと、カウンターから出るところのウィリアムがテーブル席に目をやっていた。その視線を追った先で、ジャケットをだらしなく着崩した男がにこやかに手を振っていた。

「よければこっちに来ないか、だそうですよ」

 不機嫌に抑えられた声でウィリアムが言う。ミランダはジャケットの男に微笑んで手を振り、それから背を向けた。

「……いいんですか?」

 にやけてしまうのをこらえながら、ウィリアムが尋ねる。

「センスのないマフィア崩れなんてごめんよ」

 そう言って目の前のグラスを見やる。

「ソウル・キスで口説こうなんて……笑っちゃうわ」

 そして手に取り、唇をつけた。

「でも、飲むんだな」
「当然」

 すいっと飲み干し、グラスをスタンリーに差し出して口を開く。

「マティーニちょうだい。きつめに作って」

 スタンリーとウィリアムは、呆れた様子で肩を落とした。

 それからミランダは立て続けにグラスを空けた。雨脚が弱まり客が減って行く中で、ウィリアムが止めるのにも耳を貸さずに注文を繰り返す。

「おい、飲み過ぎだぞ」

 とうとうスタンリーも声を掛けたが、ミランダはグラスを片手に上目遣いで笑顔を返した。

「いいの、これくらい飲まないと酔えないんだから。お金ならあるから心配しないでよ」
「アルカホリックじゃあるまいし……いい加減にしておけよ」
「放っといてったら。あたしはお酒とお金さえあればそれで幸せなの」

 肘を立てた上に顎を置き、ミランダが艶っぽく唇の端を上げる。「ついでに言えばいい男もね」

「酒に金か。寂しい人生だね」
「じゃあ、あんたは何があればいいって言うの、スタン?」

 グラスを磨くスタンリーに向かって首を傾げ、唇に残るアルコールを舐め取る。

「俺はこの店がありゃいいさ」
「店だけ? 大事な大事なお客様は?」
「開けてりゃ客は勝手に集まる」

 凄い自信、と独り言ちながらグラスをあおる。ミランダはウィリアムに視線を流した。突然お鉢が回ってきたウィリアムは口篭もった。

「僕は、お店と、その……」

 そこまで言い、言葉が止まった。うつむき、目だけをミランダに向けている。

「……ルーは?」

 ミランダはウィリアムの答えを待たずにルーにバトンを渡した。ルーは考え込むように眼前の空間を見つめ、口を開いた。

「私も、このお店だけで充分です。……私にはもう、ここしかないから」

 そしてしっかりとした表情を顔に浮かべ、こう加えた。

「だから、大事にしたいんです」

 三人の視線の中で、ルーは今までにない顔で立っていた。ミランダは訳知り顔で何度も頷き、グラスを空けた。

  ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 雨音が聞こえなくなった頃、店内の客のほとんどは帰路についていた。

 ミランダはカウンターにうつ伏せ、深い呼吸を繰り返していた。店を出る客の中には寝顔を覗き込もうとする男も数人いたが、ウィリアムの身を挺したガードに阻まれ、ミランダの眠りを妨げるものはなかった。

 最後の客を残し、スタンリーは外へ出た。ドアに掛けられたプレートを裏返し、入口の明かりを落とす。

「上がっていいぞ」

 客の居座りには慣れ切ったスタンリーがルーに声をかけ、店内の片付けを始める。ウィリアムはミランダを気に掛けつつテーブル席の椅子を上げて床にブラシを掛け始めていた。

「私も、手伝います」

 ルーはアルミ製の丸い盆を抱えて言った。振り返った二人は少なからず驚き、手を止めた。

「最後まで手伝わせてください、マスター」

 ウィリアムが二人を交互に見やる。ルーは曇りのない目で一心にスタンリーを見ていた。

「――勝手にしろ」

 ルーは開花するように笑ったが、スタンリーは背を向けていたのでそれを見ることはなかった。目の前にいるウィリアムと似たような表情だろうと思った。

「あの、上から毛布を持ってきてもいいですか?」

 盆をカウンターの中に仕舞いながらルーはスタンリーに問うた。

「毛布?」
「ミランダさん、寒そうだから」

 男二人の視線がミランダの剥き出しの肩に集まる。

「……好きにしろ」

 返ってきた答えにルーは大きく頭を下げ、二階へと急いだ。ウィリアムの視線がその背中を追う。

「……ミランダさんのおかげですかね?」
「知るか。いいから手を動かせ」

 ウィリアムが嬉しそうな顔でデッキブラシを握り直す。ほどなくしてルーが自分の使う毛布を持って戻り、それをそっとミランダに掛けた。ミランダは小さく身じろぎすると、くすぐったそうに鼻を鳴らした。

 最後の客以外の片付けが終り、夜空に星が戻ってくる。スタンリーは今度こそルーを上がらせた。

「お疲れ様でした」

 ルーが満足げに頭を下げて階段の向こうへと消える。ウィリアムはその姿に微笑み、スタンリーはほっと息を吐いた。

「……飲むか?」

 カウンターから自分用の武骨なショットグラスとウィスキーのボトルを取り出してスタンリーが訊く。

「頂きます」

 ウィリアムの返事に、スタンリーは背の高いタンブラーを取った。そこに氷を放り込んでウィスキーとソーダを注ぎ、手早くハイボールを作る。自分のグラスには褐色の液体だけを注いだ。グラスの重なる音が二人の手の間で控え目に弾ける。

「ルー、笑うようになりましたね」

 ミランダの二つ隣のスツールに腰掛けたウィリアムが、両手の中の氷に向かって呟く。

「そうだな」

 作り付けの戸棚に背をもたれ、ウィスキーをぐいとあおる。舌に絡む感触をじっくりと楽しんでから、スタンリーは深く息をもらした。

「始めは泣き出しそうなくらいおとなしくて、少し心配だったんですけど……良かった、本当に」

 ああ、とスタンリーが喉の奥から声を出す。それから二人は黙ってグラスを傾けた。氷とガラスのぶつかる音が、耳に心地好かった。

 そしてその涼しい音は、ミランダの目を静かに覚まさせた。んん、というかすれた声に、ウィリアムが動きを止める。ミランダはゆっくりと体を起こした。

「……どのくらい寝てた?」
「大した時間じゃない」

 スタンリーがそう答え、ウィスキーを口に含む。毛布に気付いたミランダは、そっと指を滑らせた。

「ルーが持ってきてくれたんです」
「そう……」

 夢うつつの声で応え、ミランダは欠伸を噛み殺した。そして肩から毛布を取るとスツールを回し、膝の上で丁寧にたたんだ。

「あ、毛布、ルーに返してきますよ」

 中身の残ったグラスを置いて、ウィリアムはスツールから降りた。両手を差し出し、ミランダから毛布を受け取る。

「ありがとう。ルーにも、そう伝えておいて」

 頷いたウィリアムを見送り、ミランダは正面に向き直った。

「この店、いい人ばっかりね。こっちが嫌になっちゃうくらい」
「確かにな」

 スタンリーは口元にグラスを当てたまま、口の中で苦笑した。

「……あなたもずいぶん丸くなったわよ、スタンリー。お店を開いたばかりの頃と比べたら、まるで別人みたい」
「大昔のことみたいだな、そう言われると」
「それなりには経ったでしょう。あの頃はあたしも駆け出しだったし。……今じゃもうこんなだけど」

 ミランダはカウンターに両腕を置き、上半身を預けた。乾いた髪が肩で揺れ、頬にかかる。

「慣れって怖いわよね。部屋もベッドも、狭い方が過ごしやすくなっちゃった」
「この店が狭いって皮肉か、そりゃ」
「ただの持論よ。あたしの体が腐ってるって話」

 スタンリーは手の中でグラスを揺らし、たゆたう水面を見つめた。

「……そろそろ帰って休んだらどうだ」
「追い出すの? 冷たいのね」
「いいから帰って酔いを醒ませ」

 苛立ちの垣間見える声に、ミランダは身を乗り出して鋭い眼光を返した。

「酔ってなんかないわよ。酔ってなんかない。心配してくれるってわけ? お優しいのね、マスター」

 矢継ぎ早に言い切ったミランダの声に、階段の軋む音が重なった。スタンリーは頭を振って取り合わず、仰向いてウィスキーを飲み干した。ウィリアムの姿が完全に現れたのを見て、ミランダは立ち上がった。

 ミランダはスタンリーの胸倉を掴んで引き、ぶつけるように唇を重ねた。目を開け、ウィリアムを見ながら。

 スタンリーの口に残る熱い苦みを舐め取るように舌が動かされる。スタンリーは力尽くでミランダを引き剥がすと、その頬を張った。

「――前に、言わなかったか」

 頬に手を当てながらも毅然として睨み付けてくるミランダに、スタンリーは静かに響く声で言い放った。

「この店で客は取らせねえ」

 何かを言い返そうとしてミランダは口を開いたが、カウンターにグラスが叩き付けられる音に阻まれ、声を出すことはかなわなかった。

「それ以外の意味があるなら、なおさら糞食らえだ」

 そう言い捨てたスタンリーは、立ちすくんでいるウィリアムの横を抜けて階段を上がり、消えた。その背中にミランダの視線は向けられなかった。

 ミランダはスツールに身を放り出し、わずらわしそうに髪を払った。頬は薄らと赤く染まっていた。

「――ウィリアム」

 手の甲を頬に押し当てた格好でミランダが声を投げる。ウィリアムは我に返って顔を上げた。

「アルコールをちょうだい。何でもいいから」

 ウィリアムは無言の抵抗を試みたが、ミランダは睨み付けるばかりでそれを黙殺した。ウィリアムは顔をうつむけてカウンターに入った。

 スタンリーとは異なる、至極丁寧な作業だった。紙製のコースターの上に乗せられたグラスの中では琥珀色の細かい光が揺れていた。ビトウィーン・ザ・シーツという名前のカクテルであることは二人とも知っていた。

「誘ってるの? それとも嫌味?」

 すくい上げるような目を向けてくるミランダを、ウィリアムは見ることができなかった。

「ゆっくり休んで欲しいだけです。ベッドは眠る場所ですから」
「違うわ。ベッドは、“寝る”場所よ」

 ミランダはグラスの足に指を絡ませ、水面の煌めくのをひとしきり眺めてから口をつけた。味を確かめ、すいっと飲み干す。一息吐き、潤んだ目をバーテンダーに向けた。

「ねえ、もっと」

 ウィリアムは空のグラスを取り上げ、首を横に振った。

「この店は客の注文にも応えないの?」

 ウィリアムが黙り込むのに対して、ミランダは不機嫌な表情を作った。不愉快だと言わんばかりに振られた首が向いた先にはタンブラーが出したままになっていた。ミランダは目敏く手を伸ばしたが、一足先に取り上げたウィリアムは中身を一気に飲み干した。炭酸が抜け、氷が溶けて薄まった液体が喉を落ちる。

「もう、閉店時間は過ぎているんです。それに……」

 勢い付いたウィリアムはミランダを正面にとらえた。

「……この店のお客さんは、あんなことはしません」

 台詞以上に、その目にミランダは触発された。

「甘ちゃんね、相変わらず――」

 そう言い捨て、ミランダ再び立ち上がった。スタンリーにしたのとは違い、顔を近付けたところで留まる。

「あんなことって……?」

 肩から首へと手を滑らせ、ミランダは囁く。ウィリアムは一瞬怯んだが、必死に目を逸らすまいとした。指がさらに深く髪に絡む。二人の唇の間に、息以外のものはなかった。

 伏せた目を交わらせ、吐息を重ねる。今にも触れるというところで、ミランダは動きを止めた。

 ウィリアムは無防備だったが、自ら身を寄せることもしなかった。そして目だけは揺るがなかった。

 どのくらいの間かはわからなかったが、少なくともミランダとスタンリーが唇を重ねた時間よりも長い間、二人はそのままでいた。

 体を離したのはミランダの方からだった。根負けしたミランダは悔しげに歯噛みをし、スツールに体を落とした。臍を曲げたように、カウンターの木目を睨む。

「――ありがとう」

 自分でも気付かないうちにウィリアムはそう呟いていた。ミランダはそっぽを向き、唇を尖らせた。

「……お水」

 どうにか目を戻すと、ウィリアムはきょとんとしていた。

「お水って言ったの。アルコールは駄目なんでしょう」

 そう言うとミランダはあさっての方を向いた。ウィリアムがぱっと笑ったのは見ないようにした。

「硬いのじゃなきゃ飲まないからね」
「はい、今すぐ」

 満面の笑みを浮かべるウィリアムに毒気を抜かれてしまったミランダは、わざとらしく嘆息をもらした。首を傾けてウィリアムの作業を見ながら髪を梳き、耳にかける。耳と首には酔いの紅が浮かんでいた。

「お待ちどお様です」

 嬉しそうに差し出されたのはふっくらとしたワイングラスだった。透き通った水面が清らかに揺れているのを眺め、ミランダはその曲線を撫でた。

「……今日は、広いベッドで眠ることにするわ」

 そして、ウィリアムのとどめの笑顔を横目に見ながら、ミランダは澄んだ水を喉に滑らせた。




ハイボール【highball】
ウィスキーなどの蒸留酒を炭酸飲料で薄め、氷を浮かべたもの。グラスの中を炭酸の泡が立ち上っていく様からこの名が付いた。

ビトウィーン・ザ・シーツ【between the sheets】
@ブランデーにレモンジュースとホワイトラム、ホワイトキュラソー(オレンジの果皮を使ったリキュール)などを混ぜて作るカクテル。いわゆる寝酒。
A寝床の中。







  了









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